移住定住促進通勤支援金(電車通勤支援金)
矢板市に移住し、市内の駅(矢板駅、片岡駅)から宇都宮市内の駅(宇都宮駅、岡本駅)へ電車を利用して通勤する方の定期券購入費を補助
栃木県北東部にあり、東京都心部まで約120kmの距離にある、矢板市。
市内を東北自動車道、国道4号線、主要地方道矢板那須線が南北に走り、国道461号線が東西に走っています。
東北新幹線、JR宇都宮線が市の南北に通り、駅は矢板駅と片岡駅の2つ。
大変交通の便がよいところです。
平均気温は夏季は24℃台、冬季は4℃台。冬はからっ風が強く寒いですが、降雪は少なく年に2、3度ほどしか積もりません。
台風の通過もあまりなく、風水害もほとんどないので、暮らしやすい環境です。
市の北部には歌人与謝野晶子がいくつもの歌に詠んだ雄大な高原山がそびえ、市民の心の原風景となっています。
Basic data of yaita
人口 | 30,709人 |
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世帯数 | 13,350世帯 |
総面積 | 170.46㎢ |
東京からのアクセス |
公共交通機関をご利用の場合
自動車をご利用の場合
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イメージキャラクター | ともなりくん、ポッポちゃん&ポッコちゃん |
公式ホームページ | https://www.city.yaita.tochigi.jp/ |
UIJターン窓口 |
矢板市総合政策課TEL:0287-43-1112 |
高原山(標高1,795m)に抱かれた、自然豊かな里山のまちです。まちのシンボルとなっている高原山には、レンゲツツジの名所である八方ヶ原やキャンプ・渓流釣り・ハイキングなどが楽しめる県民の森があり、四季を通じて美しい自然とのふれあいを楽しめます。
日本の都市公園100選にも選ばれた長峰公園は、北関東有数のツツジの名所として、多くの来園者を魅了しています。春は桜や新緑、レンゲツツジ、夏は蛍や剣ケ峰・ミツモチ山への登山、秋は紅葉やりんごが実る風景、山麓に広がる黄金色の稲穂、冬はスノーシューハイキングや雪遊び、満点の星空……。
大自然を満喫しながら暮らしたいという方にぴったりのまちです。
矢板市から宇都宮市までは約32km、JR宇都宮線を利用すれば約30分の距離です。日光市や那須町などの観光地までも30~50kmと、車で約1時間の距離にあります。
「爽やかな空気の中でのんびりと暮らしたいけど、たまには街までお買い物にも行きたい。」「栃木県内の観光も気軽に楽しみたい。」思い立ったときにすぐ行ける距離感の矢板市なら、そんな欲張りな生活が叶えられます。
矢板ブランドにも認定されている「矢板のりんご」は、生産量県内No.1!減農薬・減化学肥料・無袋栽培で、太陽の恵みをいっぱい浴びた樹上完熟の蜜入りりんごは、りんご本来の甘みが感じられる味わい深いりんごです。市場に出荷されていないため、矢板市に来ないと食べられません。矢板のりんごを使用したジュースやケーキ、アップルパイなどのスイーツも矢板市自慢の秋の味覚です。
りんご以外にも、四季折々のフルーツを楽しめる味覚狩りも人気です。
りんご狩り | 矢板市内のりんご園情報 |
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イチゴ狩り | 矢板里山いちご園 58ロハスファームベリーガーデン |
ブルーベリー狩り | ブルーベリーファーム・ウエキ |
那須連峰を見渡せるゴルフ場が市内に3ヶ所。
生活圏からもほど近く、セカンドライフでゴルフ三昧したり、出勤前の早朝ゴルフをしたりする移住者も。
矢板市に移住し、市内の駅(矢板駅、片岡駅)から宇都宮市内の駅(宇都宮駅、岡本駅)へ電車を利用して通勤する方の定期券購入費を補助
空き家・空き地(以下、空き家等)に関する情報を市のホームページで提供(公開)し、空き家等を「売りたい・貸したい」という方と、「買いたい・借りたい」という方との仲介を行う制度
空き家バンクを利用して住宅を取得し改修する場合、一部補助
市内に住宅を取得(新築・建売住宅購入・中古住宅購入)する際に補助金を交付(条件による加算措置あり)
合併処理浄化槽を設置する際に補助金を交付
都市景観や地域の特性に配慮した個性的で、かつ、緑豊かな潤いのある街並みの形成を促進するため、生垣設置に要する費用の一部を助成
ただし、矢板都市計画区域内で用途地域に定められている区域と、矢板市建築協定条例に基づく建築協定など、まちづくりのためのルールが定められている区域に限る
矢板市産木材の需要拡大を図るため、市内に所定の要件を満たす住宅を新築しようとする方に対して20万円の補助を実施
母子手帳の交付を受けた妊産婦が医療機関を受診した場合に支払った保険診療分の医療費を助成する制度です。
薬局を除く1医療機関(医科と歯科は別)あたり月額500円の自己負担分を差し引いた金額を助成します。
高校3年生相当までのお子さんが医療機関を受診最多際に支払った保険診療分の医療費を保護者に対し助成する制度
ただし、健康診断、薬の容器代、差額ベッド代、食事代、おむつ代等保険外の診療は対象外
子育ての支援をしてほしい人(依頼会員)と、手助けをしたい人(提供会員)がそれぞれ会員となり、お互いに助け合いながら、地域全体で子育て家庭を支援することを目的とした制度
子育てに不安や悩みを持つ保護者の方々を支援し、安心して子供を産み、育てることができるようにと開館した子育て支援施設
乳幼児を連れた保護者が、安心して外出できる環境を整備し、子育て家庭の外出を支援するとともに、社会全体で子育てを支援する意識の醸成を図るための「赤ちゃんの駅」事業を実施
18歳に達する日以降、最初の3月31日までの子(高校3年生相当までの子)が3人以上いる世帯で、
3人目以降の子が、保育所(園)・幼稚園・認定こども園に通所(園)した場合、保育料の免除又は保育料相当額の補助金を交付します。
延長保育サービス、一時保育サービス、休日保育サービスなど、さまざまな保育サービスを行っています。
第2子以降のお子さんに、誕生お祝い金を支給いたします。
支給条件を満たす、お子さんお一人につき30,000円(2人目以降)
赤ちゃんのことばと心を育むためには、抱っこの温かさの中で優しく語りかけてもらう時間が大切です。
ブックスタートは、その楽しく心安らぐひとときを「絵本」を介して持つことを応援し、 赤ちゃんと保護者の幸せを願って行われています。
お子さんの10ヶ月健診の際に、絵本のプレゼントを行っています。
少人数の学習指導による確かな学力の定着と、心身の健康増進を図り、体力づくりを目指すとともに、豊かな自然を活かした体験的な活動を通して、豊かな人間性を培い、明るく伸び伸びとした特色ある教育活動を推進するとともに学校と地域の連携や活性化を図ることを目的とし、特色ある教育活動を行う小規模特認校を設置しています。
学校の伝統や校風、地域の実情に応じた特色ある学校づくりを推進するため、市立小・中学校に活動費を補助しています。
矢板市に移住し、市内の駅(矢板駅、片岡駅)から宇都宮市内の駅(宇都宮駅、岡本駅)へ電車を利用して通勤する方の定期券購入費を補助
市の中心市街地の一部で空き店舗、空地、空き家を活用し、新たに開業する方を支援するため、改装または新築に要する経費の一部(補助率1/2、最大100万円)を補助
市内で創業するために必要な支援(相談、学習会、企業資金調達、融資など)を、市商工会、金融機関などと連携して実施
企業説明会や就活マナー講座の開催等、市内企業の紹介及びUIJターンを含めた市内企業への就職促進事業を実施
矢板ならではの魅力的な働き方(SLOW WORK)を提供していくことで、様々な人が集い、地域が活性化されていく好循環を地域に生み出すことを目指して設置された地域共創型シェアオフィス
移住定住促進のための相談窓口、シェアスペースの運営、企業・創業支援(シェアキッチンの運営)の機能を持つ矢板市における地域づくりや関係人口創出の拠点
地域おこし協力隊や集落支援員を中心に運営している。
ふるさと支援センターTAKIBIにシェアキッチン・テレワーク環境を整備し、常駐スタッフによる起業相談・支援を実施
高橋 潔(たかはし きよし)さん
起業と農業、東京と矢板 栃木県内の高校を卒業後、大学は群馬県へ。社会人としてのスタートは、人材派遣会社の営業職だった。全国に拠点があり、東北や関東エリアを中心に経験を積んだ。20代後半で転職した会社では、人事や経営企画、秘書業務など経営層に近い部分に携わった。 「全国を拠点に、特に製造業への人材派遣をメインとしていたのですが、ここ十数年で多くの企業が工場の閉鎖や廃業するのを目の当たりにし、地方の危うさというか、将来への危機感を募らせていました。2011年の震災も経験し、何か地方を盛り上げることや地域に還元できることをしていきたい、と考えるようになったんです」 そして2014年、思い切って会社を辞め起業した。 「とにかく地方を盛り上げたい想いだけはあって、会社を作りました。以前、オンラインで全国会議をしたことがあり、この仕組みを使えば何かおもしろいことができるのでは?と考えたんです。今では当たり前のオンラインですが、10年以上も前だとまだそこまで一般的ではなかったですよね」 そうして立ち上げた事業のひとつが、オンライン配信サービスであった。当時はビジネスとしてはまだ競合も少なかったが、ニーズはあったため、順調に軌道に乗った。 「ただ、私自身はITまわりにそこまで強い訳ではなくて。社員に“配信はやらなくていいです”と言われるくらいでした(笑)そのため、配信の実務は当初から信頼できる社員に任せています」 会社を経営する一方、高橋さんがずっと気にかけていたのが、矢板市で叔父が経営するぶどう園だった。 「りんごの生産が有名な矢板市ですが、叔父は市内唯一のぶどう園を経営しています。ただ跡継ぎがおらず、今後どうするんだ、という話を以前からずっとしていました。先代の頃からワイン作りやワイナリーの夢もあり、叔父も自分も諦めたくない、という想いが強く、2015年の正月に話し合いをしました。起業して1年も経っていませんでしたが、自分が畑を手伝うことにしたんです」 こうして東京と矢板、オンライン配信サービスと農業という全く異なる分野での2拠点生活が始まった。 ぶどう園での手伝いから協力隊へ 2015年6月からぶどう畑で作業するようになった高橋さん。 日々の作業の中で、市役所の農業や広報の担当者と接点を持つ機会が増えた。当初は農業に関する話が多かったが、徐々に今後の矢板市について語り合うことも増え、「矢板市は、地域おこし協力隊の募集はしないのですか?」と尋ねたことがあった。 以前から全国の地域活動に目を向けていたため、地域おこし協力隊のことは知っていたという。ちょうど矢板市でも、募集に向けて動いているタイミングだった。 矢板で過ごす時間が増え、叔父のぶどう園だけでなく、周辺地域のこと、農業のこと、市の未来について考えることが多くなったという。 「自分が育った矢板を、どうにか盛り上げていきたい」という想いは、日々強くなっていった。 そんな中、矢板市での地域おこし協力隊募集が始まり、手をあげた高橋さん。 地域への想いや活動の実績が評価され、“中山間地域の活性化”をミッションに2017年4月から活動を始めることとなった。 「活動地域が泉地区という、ぶどう園とは異なる地域だったので、協力隊としては泉地区にコミットし、休みの日にぶどう園の作業、夜に自社の仕事をオンラインで、という生活スタイルでした。全く違う頭を使わなければならなかったので、切り替えは大変でしたね」 泉地区では、まず地域を周り、現状を知ることからスタート。矢板市の中でも過疎化が著しいこの地域では、住民たちも危機感を募らせていた。 そこで都内の大学生を呼び、地域課題に取り組むプログラムをコーディネートしたり、全国の地域課題に取り組む団体の方を講師に呼んで勉強会を開いたりと、様々な取り組みに着手。 2年目には、既に地域で活動している人たちのサポートに入り、一緒に事業の収益化を考えるなど、コンサルタントのような立場でまちづくりに取り組むようになった。 そんな中、矢板市で人口減少などの地域課題に取り組むための拠点(後の『矢板ふるさと支援センターTAKIBI』)を作る構想が立ち上がる。協力隊卒業後は市内で団体を立ち上げ、矢板に人を呼び込むような仕組みを作りたいと考えていた高橋さんは、市からの依頼もあり、協力隊2年目の途中から拠点の構築に取り組むこととなった。 「泉地区の皆さんには、3年間携われず申し訳ない気持ちも大きかったですが、関わった期間の中での取り組みにはとても感謝してもらえて。今でも飲みに誘ってもらえる関係を築けています」 TAKIBIの立ち上げ 新たなミッションとなった『矢板ふるさと支援センター』の構築については、拠点の場所探し、運営の構想、スタッフの採用、その全てを担った。 「人々が自然と集まってくるような場所。その時々でカタチを変えるような空間。薪を集めて火を灯すことがスタートアップのイメージにもつながることから“TAKIBI(焚き火)”という名称になりました」 スタッフとして新たに3名の地域おこし協力隊を採用。市内の空き家を借り、採用した協力隊と共に地元の高校生なども巻き込みながら自分たちで改修作業を行なった。 そして2019年6月『矢板ふるさと支援センターTAKIBI』として、地域内外の人々が気軽に集えるシェアスペースがオープン。 「自分の力を出し切り、やっと形になった時は嬉しかったですね」 その後、移住相談窓口やテレワーカーの仕事場、地元学生の勉強の場、イベントスペースなど幅広く活用された『TAKIBI』だったが、2022年8月に矢板駅東口からほど近い場所へ移転。現在、高橋さん自身もより広くなった新生『TAKIBI』を利用している。 「商業施設などとも隣接しているので、多くの方の目に触れやすく利用しやすい環境だと思います。シェアスペースやシェアキッチンを多くの方に利用いただきたいですね」 『TAKIBI』のスタッフの皆さん、顔馴染みの利用者さんと 地域での商売を、うまく循環させたい 今も変わらず、矢板と東京の2拠点生活を続けている高橋さん。協力隊卒業のタイミングが2020年3月だったこともあり、卒業と同時に会社のオンライン配信サービスの仕事が急激に忙しくなってしまったが、それぞれで仕事がある時に行き来しているという。 「協力隊卒業を見越して、矢板でNPO法人を立ち上げたんです。コロナのタイミングと重なりほとんど活動できていなかったのですが、少しずつ準備を整えていて、2023年はやっと動き出せそうです」 市内の空き物件を借り、整備を進めている。 「この空間を整備して、地域住民のための情報発信拠点を作ります!」 地元の商店主たちと話をする中で、「何かをやるにもPR手段がない」との声を多く聞いた。 広報物では情報発信までのタイムラグが生じ、SNSでは一部の人にしか届かない。誰でも聴けるラジオを通じて、リアルタイムの情報を地域の人に届けるサービスを展開したいと考えている。 「配信ツールは、会社の機材があるので整っています。例えば、飲食店の店主にスタジオに来てもらって“今夜のテーブル席、まだ空いてます!”といった情報を発信してもらえたらと。事前に日にちを決めて、数万円の広告費を払ってもらうのではなくて、発信したいときに来てもらって、ワンコインでもいいから気持ちを収めてもらう。その方が、お互いに気持ちよくサービスを続けられると思うんです」 目指すところは、この仕組みがうまく循環し、店主たちにとって“商売しやすいまち”となることだ。そのためにも、できるだけ気軽に立ち寄れるよう、普段から誰でも自由に出入りできるフリースペースも設ける。偶然ではあるが、情報発信拠点は地域の方が立ち寄りやすい場所にあるという。 「『くじら亭』という焼鳥屋があるんですけど、地元のみんなのたまり場みたいな場所なんです。縁があり、お店のすぐ隣の物件を借りられることになって。大将とは20年来の付き合いで、常連さんたちとも顔馴染み。これから地元の皆さんとの縁をより大切にしていきたいですね」 矢板への想い 「当面は2拠点生活を続けることになりそうですが、いずれは矢板を軸にという思いはあります。その時に、もっと矢板を生活しやすいまちにしたいと思っていて。そのために今種撒きをしている感じですね」 まずは情報発信拠点を稼働し、多くの人に利用してもらえるようにする。地元で商売をしている人だけでなく、移住者やテレワーカーなど、さまざまな人が交流し情報交換できる場になれば、と考えているという。 またぶどう園についても、まだまだやりたいことはたくさんある。現在、ぶどうジュースは道の駅や直売所で取り扱いをしているが、ワイン作り、ひいてはワイナリーへの夢は膨らむ一方だ。 「ワインで儲けたい。という訳ではなく、矢板市産のワインを作ることで地域を盛り上げるツールにしたいんです。ワイナリーを作ることができたら、雇用を生むことだってできる。この地域に人を呼び、ここに暮らして一緒に矢板を盛り上げる人たちを増やしていきたいです」
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