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上三川町

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About Kaminokawa

宇都宮市に隣接する
便利なプチ田舎、上三川町

上三川町(かみのかわまち)は東京から北におよそ90km、栃木県の南東部に位置し、関東平野の北側にある小さなまちです。
県庁所在地・宇都宮市に隣接しながら、のどかな田園地帯が広がり、鬼怒川・江川・田川の3つの清流がまちを包み込むように取り囲み、美しい水辺の風景を創り出しています。

そんな上三川町には、いくつもの顔があります。
旧石器時代にまでさかのぼる遺跡が残る歴史と伝統文化を伝えるまち。肥沃な大地に育まれた農業のまち。アクセスの良さに支えられた産業のまち。そして、水とみどりが織りなす豊かな自然に抱かれてゆったりと澄んだ空気が漂うまち―。

魅力あふれる上三川町に、ぜひお越しください。

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基本データ

Basic data of kaminokawa

上三川町
人口 30,860人
世帯数 12,424世帯
総面積 54.39㎢
東京からのアクセス
公共交通機関をご利用の場合
  • 宇都宮駅からJR宇都宮線を利用、石橋駅で下車
自動車をご利用の場合
  • 北関東自動車道の宇都宮上三川ICより新4号国道を利用
イメージキャラクター かみたん(上三川町)、かんぴょうまっきーちゃん(上三川町商工会)
公式ホームページ https://www.town.kaminokawa.lg.jp/
UIJターン窓口
上三川町企画課

TEL:0285-56-9118
FAX:0285-56-6868
E-mail:[email protected]

FEATURE

上三川町の魅力

上三川町

POINT.01

利便性の高い田舎暮らし

まちの中央部を国道4号が縦貫し、北の端を北関東自動車道が、西の端をJR宇都宮線が通っています。
宇都宮市の中心部までは車で約30分、隣町である下野市に入ってすぐにある石橋駅を利用すれば宇都宮駅までは約12分の近さです。
通勤・通学にうれしい、交通の便に恵まれたまちです。
まちの北部には、スーパーや飲食店、ホームセンターなどが入る大型商業施設があり、お買い物にも困りません。

上三川町

POINT.02

肥沃な大地が育む豊かな食

大小多くの河川が流れ、その流域には肥沃で広大な農地が広がる上三川町。
栃木県内でも有数の野菜の産地となっており、新鮮な野菜が手ごろな値段で手に入ります。
にら、トマト、玉ねぎなど、上三川町の特産品を使用した「かみのかわ黒チャーハン」もおすすめ。
特製ソースで味付けした真っ黒なチャーハンはクセになる美味しさです。

上三川町

POINT.03

暮らしに息づく多彩なイベント

例年約2万人もの人で賑わう「かみのかわ町おこし夏祭り」約4,000発の花火が夜空を彩る「夕顔サマーフェスティバル」10万本のヒマワリが咲き誇る「サンフラワー祭り」、創作折り紙の第一人者・吉澤章先生の出身地であることから始まった「ORIGAMIフェスティバル」など、多彩なイベントが四季を彩ります。

How to Enjoy

上三川町の楽しみ方

上三川町

史跡・文化遺産

上神主・茂原官衙遺跡(国指定文化財)/ 生沼家住宅(国登録文化財)


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上三川七福神(寿老人:西念寺、弁財天:長泉寺、恵比寿:宝光院、大黒天:善応寺、毘/沙門天:見性寺、福禄寿:普門寺、布袋尊:延命院)


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上三川町

公園・レジャースポット

磯川緑地公園/ 蓼沼親水公園/ 上三川城址公園/ 田川ふれあい公園/ 水環境神主公園/ しらさぎ公園


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上三川町

コミュニティ施設

いきいきプラザ

各地区のコミュニティセンター(各地区のコミュニティ推進協議会の方により運営され、地域住民の交流活動の場となっています)

Event Schedule

上三川町のイベントスケジュール

(3〜5月)

上三川町
4月

白鷺神社祭礼

(6〜8月)

上三川町
7月

夕顔サマーフェスティバル、かみのかわ町おこし夏祭り

8月

サンフラワー祭り、かんぴょう収穫まつり、愛宕神社奉納相撲

(9〜11月)

上三川町
10月

町民スポーツ・レクリエーション祭、上三川町文化祭

11月

ORIGAMIフェスティバル、ふれあい健康福祉まつり、かみのかわふる里まつり

(12〜2月)

上三川町
12月

NISSANしらさぎマラソン大会in上三川

1月

初市【だるま市】

2月

しらさぎ駅伝競走大会

Support System

あなたにあった支援制度を活用!

コンポスト容器・機械式生ゴミ処理機設置補助

コンポスト容器及び機械式生ごみ処理機を購入して、家庭の生ごみを
「堆肥化または減量化」する場合に、容器及び処理機購入費の一部を補助します。

浄化槽設置補助金

浄化槽を設置する方に対し、費用の一部を補助します。
補助金額は、5人槽相当で332,000円、6~7人槽相当で414,000円、
8~10人槽相当(二世帯住宅)で548,000円。
また、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への
水回りリフォームに伴う転換に対して宅内配管工事費300,000円を補助します。

上三川町定住促進住宅取得支援金

町内の対象地域に住宅を新築、建売住宅を購入又は町内全域の中古住宅を購入した方に対して、固定資産税相当額を支援金として交付 ※諸条件あり
初年度から3年間補助、上限10万円/年度
交付対象者
以下の要件をすべて満たす方が対象です。
(1) しらさぎ地区及び石橋駅東地区(※)に住宅を新築、建売住宅を購入、または、町内全域の中古住宅を取得した所有者であること。
(2) 世帯全員に町税等の滞納がないこと。
(3) 住宅の所有権の取得又は工事引渡しを完了し、固定資産税等が平成31(2019)年度以降に新規課税されること。
(4) 当該住宅が公共工事等に伴う移転補償で住宅を建設する方でないこと。
(5) 夫婦どちらかが40歳未満である方(申請する初年度の4月1日現在)
(6) 5年以上継続居住を誓約できる方
(7) 自治会に加入すること。
(8) この要綱による支援を受けたことがない方

上三川町木造住宅耐震対策助成事業補助金

住宅の耐震診断・改修・建替え等に対し補助金を交付。

上三川町空き家バンクリフォーム補助金

空き家バンクの登録物件を対象として、リフォーム工事費および家財処分費の一部を助成

第3子以降出産祝金

第3子以降の子1人につき20万円の祝い金を支給します。

妊婦健診費用助成

妊婦の一般健康診査費用(1回目20,000円、2回~7回各5,000円、8回目11,000円、9回~10回目各5,000円、11回目9,000円、12~14回目各5,000円)を補助します。

不妊治療費助成

保険診療適用外の不妊治療にかかる検査及び治療費の1/2の額を助成します。
1年度あたり上限20万円で通算5年。
国及び県、その他制度による給付があるときは、その給付額を差し引いた額の1/2の助成となります。

児童医療費助成

高校卒業までの保険診療した医療費が無料となります。
予防接種や証明料などは対象外

任意予防接種費用助成事業

子どものおたふくかぜ、成人の風しん・MR予防接種の費用の一部を助成します。

プレママ・パパ教室(参加費無料)

これから赤ちゃんが生まれてくる両親を対象に、妊娠中の過ごし方や沐浴練習(実習)など、妊娠・出産・育児を支援する教室です。

こんにちは赤ちゃん訪問(無料)

生後4か月までのお子さまがいる家庭に、助産師あるいは保健師が訪問し、子育ての相談に応じたり、子育てに関する情報提供等を行います。

すくすく離乳食教室(参加費無料)

おおむね生後5か月のお子さまを持つ両親を対象に、離乳食について体験的(調理、試食など)に学ぶ教室です。

上三川町ふるさと人材育成奨学金

(返還義務なし)
応募により選考された上三川町在住又は出身の大学院・大学・短期大学・専門学校に在学する学生に、年額200,000円を給付します。

オーストラリアへの海外派遣

町内の中学校に在籍する中学生を、オーストラリアに派遣しホームステイ等を
実施することで、国際感覚を養う教育をしています。
令和4年度は福島県のブリティッシュヒルズにて中世英国体験を実施。

しらさぎチャレンジウィーク

町内の中学2年生生が町内外の企業等で職場体験を5日間実施しています。
令和4年度はコロナウイルスの影響で中止。

放課後子ども教室

各地区の地域住民により、放課後や土日に各種活動(工作教室やイベント)を実施し、子どもの居場所づくり進めると共に、子どもから高齢者まで幅広い世代間の交流を図っています。

学習サポート事業(無料)

夏休みなどの長期休暇に、町内の中学生が教科書の予習・復習や宿題などの分からないところを講師と質問形式により勉強できます。
参加費は無料で、講師は大学生や退職された先生などのボランティアのみなさんです。

中小企業向け融資制度(創業支援金)

町内に創業しようとする方、および創業後1年未満の方に対する融資制度。
〇融資限度額500万円
・申込窓口は、下記の取扱金融機関
足利銀行(上三川支店、石橋支店)
栃木銀行(上三川支店、石橋支店)
足利小山信用金庫(石橋支店)

空き店舗等利活用促進事業補助金

中心市街地の空き店舗の新規出店者に対して補助金を交付。
〇改装費の1/2以内の額(上限50万円・下限5万円)
〇賃借料の1/2以内の額(上限5万円・最長1年間)

市民農園

_x0001__x0001_1区画20㎡~36㎡、1年間4,000円~7,200円(1㎡200円)で
農地を貸し出しています。

デマンド交通「かみたん号」

利用したい日時を電話またはインターネットで事前に予約し、乗り合い方式で
ドアtoドアの送迎を行うデマンド交通「かみたん号」を運行しています。
運行範囲は、町内全域と町外9施設。
料金(片道)は町内300円、町外450円です。

上三川町の先輩移住者の声

日常にワクワクを!

日常にワクワクを!

王生雄貴さん

その瞬間にしか味わえない、生きたライブを その日、即興ライブを行うという「Cafeくりの実」(栃木県下野市)を訪ねると、王生さんは他のお客さんと同じようにカウンターに座って、野菜が鮮やかに盛られたカレーを食べているところだった。 「流しでライブをやるときは、事前にお店の雰囲気を感じておかないと、なかなかうまく演奏できないんです。臆病なので(笑)」 そう謙遜する王生さんだが、お客さんの様子を目にしたり、会話を耳にしたりすることで、その場所に合った、その瞬間だけの生きたライブになる。実際のゲリラライブを見させてもらい、そう強く実感した。 以前、「ベリーマッチとちぎ」でも紹介した布作家の倉林真知子さんが手掛けた衣装を身にまとい、バイオリンを奏でながら王生さんが登場すると、店内には笑顔があふれた。 「リクエストのある方はいらっしゃいますか? ぼくの頭のなかで曲が流れれば、そのまま弾くことができます!」と王生さんは、リクエストされた曲を即興で演奏。お客さんも楽しそうにバイオリンを奏でる王生さんにつられて、手拍子がどんどん大きくなっていく。 そしてライブを終えると、お客さんのなかには目に涙を浮かべる女性が。聞けば、リクエストした曲が、1年前に若くして亡くなられた息子さんをイメージした曲で、息子さんのことを思い出したとのこと。「今日、偶然訪れたカフェで素敵な演奏を聴くことができて、本当にうれしかったです」と、その女性は話してくれた。 2年にわたり全国を旅して栃木県へ 現在、王生さんは「Philharmony Wedding(フィルハーモニーウエディング)」というエンターテインメントな空間演出に特化した楽団を運営し、カフェやバー、式場、イベント会場など、あらゆる場所でライブを開催。バイオリンの演奏だけでなく、ジャグリングやタップダンス、バルーンなどのパフォーマーとコラボした演出も手掛け、栃木県を拠点に全国各地でワクワクを届けている。 そんな王生さんが姉とともにバイオリンを習い始めたのは3歳のころ。それからもさまざまな習い事に挑戦したが、高校卒業まで続いたのはバイオリンだけだった。歌うことも好きで、ポップシンガーを目指して19歳で上京後、縁あってレゲエの道へ。バイオリンを奏でながらボーカルも務めるという、独自のポジションを確立。有名ミュージシャンのレコーディングに参加したり、ライブで共演したりと活動の幅を広げていった。 「けれど、憧れていた人たちと一緒に演奏ができるようになると、『失敗したらどうしよう』『嫌われたらどうしよう』と余計なことばかり考えるようになって。純粋に音楽が楽しめなくなってしまったんです」 そこで、24歳で「日本一周流しの旅」へと出かけたのは、最初に述べたとおりだ。王生さんは全国を駆け足で回るのではなく、訪れた街に一定期間暮らすように滞在し、近隣のバーなどで流しのライブをして旅の資金を得て、またヒッチハイクで次の街へ移動するという日々を過ごしていた。 「各地を巡るなかで、全国に一生付き合える友達をつくることが目的でした。そういったつながりが、今後の人生や音楽活動の財産になると思ったんです」 こうして訪れた栃木で、王生さんは奥さんのめぐみさんと出会い、結婚を決意。「流しの旅」を、ここで終えたのだった。 豊かな暮らしと、音楽に没頭できる環境を栃木で実現 「とっておきの場所があるんです」 そう言って王生さんは、近所にある森に囲まれたツリーハウスのような場所へ案内してくれた。高台にあって田んぼが見渡せ、木々の間を抜ける風が心地いい。 「誰がつくったのかわからないのですが、時々おじゃまさせてもらって、ここでバイオリンを弾くと、とてもリラックスできるんです。全国を巡って、それぞれの街にはそれぞれの良さがあることを感じました。そのなかで、栃木ならではの良さといえば、こんなにも自然が豊かなのに、東京へも気軽に行けるところだと思うんです」 さまざまな刺激が得られる東京も魅力的だが、生活するのはゆったりとした田舎がいいと、以前から考えていた王生さんにとって、栃木県はうってつけの場所だった。 自宅に戻ると、めぐみさんが料理に取りかかっていた。この日は、夕方から友達家族を招いてバーベキューを開催。土間のある開放的なリビングにつながる庭で、大勢でバーベキューができるのも、ゆったりとした敷地が確保できる田舎だからこそ。肉と一緒に焼く野菜は、自分たちで育てたものだ。 この家は断熱性や気密性が高く、隣の家ともある程度離れているので、リビングでバイオリンやギターを演奏しても、近所まではほとんど聞こえないという。そのうえ、家の一角には、王生さん専用の「音楽室」も設けられている。 「どんなに大きな音を出しても、外には聞こえません。こうやって作曲や練習に没頭できる環境があるのは、本当にありがたいこと。東京などの都会では、なかなかこういった空間は、確保できないと思うんです」 路上ライブが日常的に行われる、文化を根付かせたい 全国を巡る旅を終えて、変わったこともあるが、変わらなかったこともある。 「それは、自分でいうのもなんですが、ポップな性格です。旅に出る前は、音楽好きの玄人が集う世界のなかで、ポップな自分の性格はコンプレックスでした。けれど、2年間の旅を経てもこのキャラクターは変わらなかった。ならば、それを生かせることを仕事にしようとたどり着いたのが、日常にワクワクを届ける『フィルハーモニーウエディング』の活動だったんです」 現在、王生さんは音楽活動に加えて、別の仕事にも就いている。めぐみさんと結婚して長男が誕生し、就職したばかりのころは、その仕事にやりがいを見いだせず、腐りかけたこともあった。 「ライブで、『日常にワクワクを』と言っているのに、自分がワクワクしていないな……と思って。もう一度、街角やカフェ、バーなどでバイオリンを即興で演奏する“弾き流し”を、県内をメインに毎週のように行っているんです」 そうやって弾き流しの活動を続けることで、ミュージシャンが路上で演奏することを、当たり前と感じてもらえるような文化を根付かせていきたい。多くの人の日常に音楽が調和し、ワクワクがあふれるような世の中にしていきたい。そう願いながら、王生さんは今日もどこかでバイオリンを奏でる。

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