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高根沢町

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About Takanezawa

自然を吸い込む、街の音が聴こえる 高根沢町

高根沢町(たかねざわまち)は栃木県のほぼ中央に位置し、西側は鬼怒川をはさんで県庁所在地・宇都宮市に隣接しています。
まちの玄関口のひとつである宝積寺駅から宇都宮駅へはJR宇都宮線で約10分。新幹線を使えば東京へも約60分でアクセスできる、利便性の高いまちです。
東部には八溝山系、中央部には水田地域、西部には商店街や住宅地が広がっています。JR宝積寺駅は世界的な建築家である隈研吾氏のデザインによって、平成20年にリニューアルされました。幾何学模様に配された木材が天井いっぱいに広がるさまは、圧倒的なインパクトです。

同じく隈研吾氏が設計した駅前広場「ちょっ蔵広場」やグランピング施設も備えた「道の駅たかねざわ 元気あっぷむら」、お試し創業施設「THE CREATORS DEPARTMENT(クリエイターズデパートメント)」など、新しい風が吹き込む魅力的なまちです。

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基本データ

Basic data of takanezawa

高根沢町
人口 28,963人
世帯数 12,786世帯
総面積 70.87㎢
東京からのアクセス
公共交通機関をご利用の場合
  • 宇都宮駅~宝積寺駅:約10分 (JR宇都宮線)
自動車をご利用の場合
  • 北関東自動車道の宇都宮上三川ICより国道4号を高根沢方面へ約30分
  • 北関東自動車道の真岡ICより国道408号を高根沢方面へ約30分
  • 東北自動車道の矢板ICより国道4号を高根沢方面へ約30分
イメージキャラクター タンタン・モモタン
公式ホームページ http://www.town.takanezawa.tochigi.jp/
UIJターン窓口
高根沢町企画課

TEL:028-675-8102
FAX:028-675-2409
E-mail:[email protected]

FEATURE

高根沢町の魅力

高根沢町

POINT.01

まちの魅力が詰まった
「道の駅たかねざわ 元気あっぷむら」

令和2年4月にリニューアルオープンした「道の駅たかねざわ元気あっぷむら」は、高根沢町の魅力を丸ごと体験できる新たな観光スポットです。
地元の新鮮な農産物が集まる直売所良質な温泉アメリカから直輸入した大型キャンピングカーに泊まれるグランピング施設などがあり、家族や友だちとのお出かけにおすすめです。
イベントやパーティを開催できるコミュニティスペースもあり、新たな出会いが生まれる場にもなっています。

高根沢町

POINT.02

皇室の台所をも抱える、
安心安全な食の産地

高根沢町には、皇室用の農畜産物の生産を担う皇室の台所「宮内庁御料牧場」があります。
この御料牧場に象徴されるように、お米や麦、大豆、いちご、ぶどう、梨などのおいしくて安全安心な農産物がたくさん生産されています。
令和元年に行われた、天皇陛下の皇位継承に伴う重要祭祀「大嘗祭」では、高根沢町産のお米「とちぎの星」が献上されました。
まちで採れる新鮮な農産物は、道の駅の直売所などで購入できます。

高根沢町

POINT.03

移住者を応援する
お試し創業施設

「高根沢町で創業したい!」という方向けのお試し創業施設として、
平成29年10月にTHE CREATORS DEPARTMENT(クリエイターズデパートメント)がオープンしました。
おしゃれなログハウスを1ヶ月1万円という格安な値段で、最大2年間借りられます。
JR宝積寺駅前という、さまざまな人が集い、行き交う場所で、あなたの事業の幅や可能性を広げてみませんか。
新しいチャレンジをするなら、ぜひ高根沢町で!

How to Enjoy

高根沢町の楽しみ方

高根沢町

公園・レジャースポット

道の駅たかねざわ 元気あっぷむら/鬼怒グリーンパーク/御料牧場/ふれあい牧場


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高根沢町

ゴルフ

栃木県民ゴルフ場(とちまるゴルフクラブ)/東雲ゴルフクラブ/宇都宮ガーデンゴルフクラブ


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おだきさん

史跡・文化遺産

台新田古墳/桑久保(桑窪)城跡/阿久津城跡/高根沢城跡/おだきさん


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Support System

あなたにあった支援制度を活用!

高根沢町空き家バンク制度

町内に空き家を所有している方と、利用希望者がそれぞれ空き家バンクに登録し、物件情報等をホームページで公開することでマッチングを行います。

都市計画税の課税停止

市街化区域の土地家屋に課税される都市計画税の課税を令和7年度まで停止しています。

保育料の減免

第3子以降の保育料を免除します。

こども医療費の助成

高校生までの医療費が無料になります。

赤ちゃんの駅事業

町内の施設で、無料でおむつ替えや授乳スペースなどが利用できる場所を「赤ちゃんの駅」として登録しています。令和5年4月現在、14施設が登録済です。

NIKO♡NIKO子育て相談室

出産・子育てに関するサービスの紹介や不安の解消などさまざまな相談に対応します。

学校給食費等助成事業

幼稚園児・保育園児の副食費および小・中学生の学校給食費の保護者負担金の一部減免を実施しています。

スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー活用事業

カウンセラーを6名、ソーシャルワーカーを2名配置し教育相談の充実を図っています。

学童保育

各小学校に併設した児童の保育施設を設置しています。

小規模特認校

小学校1校を町全域から通うことができる「小規模特認校」として特色ある教育活動を推進しています。

ALT事業

各小中学校に外国語指導助手として5名のALTを配置し英語の授業を実施しています。

小中一貫教育

すべての小中学校が密接な連携をして教育を行う「小中一貫教育」を推進しています。

高根沢町園芸作物推進支援事業費補助事業

園芸用パイプハウス及びそれに付帯する設備を設置する農家・農業者団体の方を対象として、その資材費の一部を補助します。

新規就農者育成総合対策事業

認定新規就農者を対象として、新たに経営を開始する方に対して資金を助成するとともに、経営発展のための機械・施設等の導入を支援します。

創業者支援補助制度

町内において「特定創業支援を受けて新たに創業」した方に対し、事業を開始した月から24ヵ月以内、 賃借料(月額)の1/2以内(上限5万円/月)を補助します。

クリエイターズ・デパートメント事業

小さなログハウスが集まった“お試し創業施設”を、「これから高根沢町で創業したい」、「高根沢町で第二創業へ挑戦したい」という方々に、最大2年間貸し出します。
様々な人が集い、行き交う駅前という場所で、相互に価値と情報を共有し合うことで、あなたの事業の幅や可能性を広げてください。

移住・定住・創業支援センター

高根沢町内への移住を考えている方や、創業を希望している方のサポートを行っています。
場所:JR宝積寺駅前 (宝積寺2384- 31)

高根沢町の先輩移住者の声

目指すのは、地域に役立つレストラン

目指すのは、地域に役立つレストラン

照井康嗣さん

高根沢の野菜をふんだんに使った本格イタリアン 高根沢町にある「イタリア食堂 ヴェッキオ・トラム」を訪れたのは、平日の午後1時半頃。それにもかわらず、店内は多くの人で賑わっていた。お客さんのお目当ては、栃木県産小麦「ゆめかおり」で打った自家製の生パスタランチ。高根沢産の新鮮な野菜が10種類以上味わえる、サラダビュッフェが付いているのも人気の秘密だ。 「高根沢では農業が盛んで、玉ねぎやカブ、ニンジンなど、馴染みのある野菜が抜群においしいんです」 そう話すのは、店主の照井康嗣さん。大学の頃から海外で働くことに憧れていた照井さんは、「イタリア研修旅行あり」という募集を目にし、地元・埼玉県熊谷市にあるイタリアンレストランで働き始めた。そこで5年間働きながら資金を貯め、語学を学び、2003年にイタリアへ。 国立のホテル学校で基礎を学んだ後、イタリア各地の郷土料理を学ぶために、まずは最高品質のワインの生産地として知られるピエモンテ地方へ。その後、アドリア海に面したマルケ地方で海の幸を生かした料理を、山岳地帯のアルト・アディジェ地方で山の料理を経験。星付きレストランを中心に、計5年間修業した。 帰国後は、南青山や六本木などのイタリアンレストランで8年間、シェフを務めてきた。そんな照井さが高根沢町への移住を決心したのは、どんな理由からだろう? 「実は、東京のレストランで働いていた頃から高根沢産の野菜を料理に使っていて、移住前からそのおいしさを実感していました。修業したイタリアの田舎町ような、豊かな食材が身近にある環境で店を持ちたいと考えていた私にとって、高根沢は最適な場所だったんです。また、実は下の子に障がいがあって、自然に囲まれた環境で子育てをしたいと思ったのも大きな理由の一つです。妻の育児の負担を考え、妻の実家がある高根沢を選びました」 野菜をつくる人と、食べる人をつなぐ場所に 2016年1月に高根沢町に移住した照井さんは、事業計画書をまとめたり、物件を探したりと、開店準備を急ピッチで進めた。そんななか高根沢町の職員と出会い、「創業支援事業計画」のことを知る。これは、町と商工会、農協、金融機関などが連携して創業を後押しする制度。照井さんは経営や財務などの講座を受講したほか融資の支援も受け、この制度の第一号として、2016年9月に「イタリア食堂 ヴェッキオ・トラム」をオープンした。 店名は、イタリアに渡り初めて働いたレストランの名前からいただいた(上は、店内に飾られたイタリア修業時代の写真)。「ヴェッキオ・トラム」とは、イタリア語で「古い路面電車」という意味。田園風景のなかを烏山線が走る、高根沢の環境にぴったりだと感じたという。また、「食堂」と名付けたのにも理由がある。 「東京では各レストランが、イタリア料理なかでも『この州の郷土料理』といった特色を出しながら競い合っています。食材も現地から仕入れることが多いので、高額になってしまう。その料理をそのまま高根沢で提供しても、単なる独りよがりで、受け入れられないと思ったんです。高根沢には、身近においしい野菜がたくさんある。それを生かした親しみやすいイタリア料理を届けたいと考え、あえて『食堂』と名付けました」 たとえば、サラダビュッフェ(上写真)では、高根沢産の野菜を、茹でる、蒸す、焼くなどシンプルな調理法で提供。店内では、高根沢の野菜とともに、パスタやオリーブオイル、塩などを販売するコーナー(下写真)を設けている。 「高根沢の野菜は素材が本当にいいので、あえて余計な手は加えないようにしています。塩とオリーブオイルで野菜そのもののおいしさを味わう、イタリアの食文化も楽しんでいただけたらと思っています。また、ここで食べておいしいと感じていただいた料理を、自宅でも気軽につくれるように食材も販売。このお店から地域の野菜の魅力を発信していくことで、高根沢の農家と人をつなぐ役割も果たしていけたらと考えています」 地域とともに成長していく店でありたい 高根沢に移住して何よりもよかったのは、食材をつくる農家と直接話ができることだ。 「高根沢には、農業に取り組む若い人たちが数多くいます。そんな彼らとともに、食材の魅力を生かした加工品を開発していきたい。味の追求はもちろん、パッケージもおしゃれに仕上げることで、一緒に高根沢ブランドを築いていけたらと思っています」 そんな6次産業化の成功モデルをつくり、農業のイメージアップを図っていくことで、農業をやってみたいという担い手が増えるのではないか。また、新たな産業や雇用を生み出すことで、地域の魅力が高まっていけばと、照井さんは考えている。その第一歩として、今年の春に、若手農家とともにイタリアを訪れ、向こうの農業や食文化などを体験する研修旅行を実施した。 「高根沢に来て一番変わったのは、『地域のために』という視点が生まれたこと。このお店は、いろんな方にサポートしていただいたおかげでオープンすることができました。だからこそ、このお店を通じて高根沢を元気にしていきたい。これからヴェッキオ・トラムが、地域とともに成長していくのが楽しみです」

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